ホットペッパービューティー掲載受付窓口 リクルートトップパートナー 株式会社ヒューマンワーク

自分でエステを開業したい!向いている人、向いていない人はどんな人?

2021.11.26

ズバリ解説!エステ開業に向いている人はこんな人

美容のためのエステは、顧客が「きれいになりたい」「悩みを解決したい」という動機が来店のきっかけとなります。高額な費用を出してエステティシャンに頼るということは、それだけ悩みが深いことはもちろん、時間をかけずに結果を出したいという気持ちの表れであることをまずは理解することが大切です。

 

また、美容エステは、基本的に1回の施術で終わり、ではなくリピートしてもらうことでお客様はだんだん理想の自分に近づいていくことも忘れてはなりません。それらをふまえた上で、現役エステティシャン兼サロンオーナーとして成功するためには、どのようなスキルや姿勢が必要なのか、どんな人が向いている/向いていないのか見て行きましょう。

エステサロンオーナーに向いている人

コミュニケーションが好きな人
直接顧客の肌に触れて施術を行うのがエステです。信頼関係がなければ、時間やお金をかけて顧客はお店に訪れません。会話や癒し、できる範囲で知識を元に指南するなど、コミュニケーションがベースとなるため、まずは人とのコミュニケーションが好きかどうかを自分自身に問いただしてみましょう。

 

日々のスキルアップや情報収集を怠らない人
いつも同じ技術の提供だけではエステ業界では生き残れません。SNSをはじめとするメディアで常に新しい美容方法や海外コスメの紹介が無料でなされている昨今、ありふれた一辺倒のサービスしか提供できなければ、お客様に満足してもらうことはできず、リピートにも繋がりません。アンテナを高く張って美容について徹底的に追求できる人なら、新しい技術や商材も積極的に取り入れ、結果的にお客様に満足してもらうことができるでしょう。

 

体力に自信がある人
エステのジャンルにもよりますが、手技、美容機器を使った施術問わず、意外と体力勝負な一面があることも知っておく必要があります。短時間で完結できるエステ施術なら、回転率を上げなければ収益につながりませんので、必然的に1日に多くのお客様を施術することになります。「1日の後半がバテバテで十分な施術が提供できなかった・・・」では済まされませんので、日頃から体力をつけるような活動をしておくことも大切です。

 

エステサロンオーナーに向いている人

逆に不向きな人はこんな人

採算を重視しすぎる人
仕事ですので、利益の追求は不可欠です。職業人に欠かせない要素とも言えます。しかし、採算を重視しすぎるあまり、アメニティーを簡素にしてしまったり、回転率を上げるがために施術を簡素化してしまったりすると、明らかに顧客離れが進んでしまいます。エステなど美容関連のお店は「非現実を楽しむ」場所でもあるため、削るモノを間違えないようにしましょう。バランス感覚が非常に大切です。

 

丁寧なコミュニケーションが苦手な人
エステサロンは、顧客ありきの商売であり、接客業です。会計の後、お客様に気持ちよくお帰りいただくことが大切です。そのため、悪気はなくても何気ない一言で顧客を傷つけてしまえば、次回来店はなくなるでしょう。これは、コミュニケーション能力でもあり、言語スキルでもあります。正しい言葉遣いは、コミュニケーションのベースであることは間違いありません。お客様を絶対に不快にさせないと言えるまで磨いていく必要があるスキルと言えます。

 

自分で情報収集することが苦手な人
これはエステ業界で働く以前の問題で、個人開業のレベルで向いていないと言えるかもしれません。例えば、自宅サロンを開業したければ、地域の人を呼び込めるかの調査が必要になりますし、開業後に顧客や地域住人の感触を知らないままであれば、予約ゼロの日が続くことにもなりかねません。また競合がゼロという状況は皆無に等しいので、新しい情報を常に取り込んでいかなければ、競合に顧客を奪われ、サロンは衰退してしまいます。ネットでの情報収集はもちろん、同業店に足を運んでみるなど、時には身銭を切ってでも情報を取りに行くという姿勢がないと厳しいと言えるでしょう。

 

逆に不向きな人はこんな人

開業に向いているかどうかを知るために、まずは働いてみる

既に何らかの形で実務経験がある方も多いと思いますが、自分でサロンを開業し、経営していけるかどうかを見極めるためには、とにかく一度エステサロンで働いてみるのが一番の近道です。施術の経験値を高めることも可能ですし、1日の流れもわかります。店内を見渡せば必要な商材も把握できますし、1ヶ月間働けば月商や経費、毎月発生するルーチンタスクなどが見えてきます。もし働いてみて、独り立ちに向かないと感じたら、そのままエステ店で従業員として働き続けることもできるでしょう。場合によっては「のれんわけ」という形で、自分のお店が低リスクで出店できる可能性もあります。のれんわけをしてもらえれば、開業に向けた費用を抑えることができますし、顧客が付きやすいといったメリットがあります。現場を知ることが一番の判断材料になることは間違いありません。

まとめ

エステ店を自分で開業するのに絶対不可欠なのは、技術とコミュニケーション力です。また、日々の研鑽を怠らない人や情報収集を欠かさない人もエステティシャン兼オーナーとして向いています。しかし、いくら仕事ができても経営者としてやっていくには、利潤の追求も必要です。これらの要素をバランス良く持ち合わせたバランス感覚の良い人が、トータル的にはサロンの開業に向いていると言えるでしょう。開業する前に、しっかりと自己分析を行い、行動に移すようにしましょう。

関連コラム

記事がありません。

PAGE TOP